 いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます!メカニックの菱田です。
みなさんは冷却水(ロングライフクーラント)がどのような役割りをしているか知っていますか?
冷却水とはエンジンを冷やすための液体のことです。
車のエンジンは非常に高温になります。 そのため、冷却水はエンジン内部のパイプを通り、エンジンの熱を吸収しラジエターで冷やされ、冷やされた冷却水は再度エンジン内部のパイプを通りエンジンを冷却し続ける役割りをしています。
冷却水の中には防腐剤や不凍液や防錆剤が混ざっているで普通の水と違い、腐ったり凍ったり錆びたりせず、効率よくエンジンを冷却することができます。
冷却水が劣化してくると茶色に濁ってきて、冷却性能が低下し水温が上昇しやすくなり、さらに劣化すると、エンジンの熱を冷却しきれずにオーバーヒートしてしまったり、最悪の場合はエンジンブローを引き起こしてしまう場合があります。
また、冷却水は通常の使用では減ったりしないので、もし量が減っていればどこからか漏れている可能性があります。
冷却水は2年ごとの交換が目安ですが、長期間交換していない場合は交換したことにより冷却水が漏れるなどの不具合が生じる可能性もあります。
もし分からないこと、気になることがありましたら何なりとご質問ください。
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